実務者研修は国家試験ではなく、定められた講座を修了することで得られる資格です。受講資格は特に定められておらず、介護の経験や知識が全くない人でも実務者研修を受講することができます。
実務者研修のカリキュラムは、取得している資格によって異なります。何の資格も取得していない場合、20科目の講座科目を450時間かけて終了することになります。また、座学だけでなく実地研修も含まれます。
実務者研修の講座は通学もしくは通信教育で受けることができます。スクーリングも必須であるためスケジュールの調整は必要ですが、通信教育にすれば働きながらでも取得することは可能です。
通信教育にするのか通学にするのかは、仕事と両立させるのか資格取得のみに集中するのかなど、ライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。
働きながら受講する場合は特に、通いやすさなども考慮して利便性の良い場所にあるスクールを選ぶのが賢明でしょう。
介護施設運営会社が経営するスクールは、介護施設で働く人に融通の利くスケジュールが組まれていたり、料金面で考慮されていたりするので仕事と両立する人には通いやすいでしょう。
仕事と資格取得を両立させる場合は、土日に集中的にスクーリングが受けられるスクールを選ぶと短期間で完了させられます。
実務者研修はカリキュラムが定められているため、費用によって内容が変わるわけではありません。そのため、費用がリーズナブルなスクールを選ぶのがおすすめです。